多くの男性・女性に愛されているブランドであり、名品を取り揃えるブランドの<バブアー/Barbour>。
人気の高さは日本はもちろん、世界で愛されているので<バブアー/Barbour>のジャケットを街中で見かけられた人や既にお待ちの人も多いのではないでしょうか。
しかしまだ<バブアー/Barbour>をお持ちでない、これから購入を考えている男性も少なくありません。
購入に役立つ<バブアー/Barbour>のブランドの特徴、ビテイルSL・ビューフォートSL・スペイなどの人気モデルの違い、取扱いの注意点についてご紹介します。
目次
<バブアー/Barbour>とは?
ポイント
<バブアー/Barbour>は1894年にジョン・バブアーによってイングランドの北東部にある港町サウスシールドにて誕生した英国の伝統あるブランドです。
ブランドのルーツであるカントリーウェアを皮切りに人々の生活を豊かにするライフスタイルブランドとして世界で親しまれています。
創業地であるサウスシールドにて伝統を繋ぎ、英国、アメリカ、イタリア、ドイツ、フランス、日本など世界40カ国以上で展開される人気ブランドです。
<バブアー/Barbour>はメンズ、ウィメンズ、キッズ、愛犬のためのアイテムをラインナップ。
ジャケット、コート、アウターを中心にシャツ、ニットウェア、フットウェア、アクセサリーなどを取り揃えています。
ポイント
<バブアー/Barbour>といえば「ワックスドジャケット」。
ワックスドジャケットといえば<バブアー/Barbour>と思い浮かべる人も多いほど<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは知られています。
ワックスドジャケットは耐久性が高く、創業当時から現在に至るまで<バブアー/Barbour>の名品として知られるほどです。
ワックスドジャケットは北海の不順な天候のもとで働く水夫や漁師といった港湾労働者に向けてワックスで生地をコーティングし、防水や防風機能を実現させたワックスドクロスを提供したことが始まりです。
ワックスドクロスを用いたワックスドジャケットの高い防水性は当時の港湾労働者だけでなく、英国海軍、王室からも高く評価されました。
1974年フィリップ公から最初のロイヤルワラント(王室御用達)、1982年エリザベス女王から2つ目のロイヤルワラント(王室御用達)、1987年ウェールズ皇太子から3つ目のロイヤルワラント(王室御用達)を授与されています。
<バブアー/Barbour>は3つあるロイヤルワラントの全てを所持しているのも特徴であり、希少なブランドでもあります。
<バブアー/Barbour>の特徴とは?
<バブアー/Barbour>の名品、特徴、代名詞とも言われる「ワックスドジャケット」。
<バブアー/Barbour>の「ワックスドジャケット」には多くの人を魅了する特徴があります。
①.幅広いコーディネートが可能
<バブアー/Barbour>のジャケットはさまざまなスタイルにフィットするため、幅広いアイテムとコーディネートが可能です。
スーツやジャケットといったドレススタイル、ジーンズやTシャツといったカジュアルスタイルと仕事、休日とオンオフ活用できる特徴があります。
カジュアルアイテムである<バブアー/Barbour>のジャケットはスーツやジャケットといったドレススタイルとは相性がどうなのか?疑問視される人もいるかもしれません。
英国発祥という背景のせいか、<バブアー/Barbour>のジャケットはドレススタイルに取り入れても馴染みが良いです。
選ぶモデルによって中にジャケットを着用してもジャケットの着丈が見えません。
②.高い機能性・見た目
ワックス加工を施すことで機能面では高い耐久性、防水性を実現、見た目では独特の風合いを生み出す光沢感を演出してくれます。
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは耐久性、防水性だけでなく大容量な機能性のあるポケットに仕上がっているのも特徴です。
防水・防風の機能を考慮し、マチ部分にはベンチレーションホールを設けることで、雨天時などにポケットへ水が侵入して溜まらないように設計されています。
見た目ではアクセントでもあるコーデュロイの襟。
柔らかく、程よい起毛感は保温効果も期待できます。
裏地にはイギリス発祥のスチュワート・タータンチェック。
配色はブランドオリジナルとなっています。
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは高い機能性、素材感に惹かれて購入する人も多いです。
またワックスドジャケットは着込めば着込むほど経年変化によって味が出るので、変化を楽しめるのも特徴です。
<バブアー/Barbour>の人気モデル(ビテイルSL・ビューフォートSL・スペイをご紹介
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットにモデルがあります。
ポイント
人気モデル
ビテイルSL
ビューフォートSL
スペイ
◇ビテイルSL/Bedale SL
1980年に発表された<バブアー/Barbour>の人気モデル。
乗馬コートを踏襲し<バブアー/Barbour>の名作を現代的にアレンジしたモデル「ビテイルSL」。
中にジャケットを着てもちょうど着丈が隠れる丈感、さまざまな着こなしができるのが特徴です。
ビテイルSLはブランドを代表するベストセラーを現代的にアップデート。
肩の作りが着やすい、動きやすいラグランスリーブの作り、サイドベンツ、ハンドウォーマー、袖口のリブなど、乗馬コートのディテールは残し、モダンなフィッティングを実現しているので、スッキリと着こなすことができます。
さまざまな着こなしが可能なため、<バブアー/Barbour>の一着目としてとても人気があります。
※ラグランスリーブとは袖の部分が首周りから斜めに縫い付けられた袖の形状を表します。
◇ビューフォートSL/Beaufort SL
ハンティング用として開発されたワックスドジャケットのモデル「ビューフォートSL」。
乗馬コートを踏襲したモデル「ビテイルSL」と形はとても似ていますが、「ビューフォートSL」には後ろの裾にゲームポケットが搭載されています。
ゲームポケットとはハンティングで得た獲物を入れる大きなポケットのことです。
シンプルなデザインながら脇の下には中にこもった熱を逃がす通気孔のオープンリベット、比翼の内側にはファスナー付きの隠しポケット、ハンドウォーマーポケットなど機能性に優れたディテール。
ビューフォートも中にジャケットを着ても丈が隠れる長さになっていますので、ビジネススタイル、カジュアルスタイルとさまざまな着こなしが可能です。
◇スペイ/SPEY
街中、タウンユースとして使えるショート丈のモデル「スペイ」。
「スペイ」はショート丈でゆったりとしたシルエット、独特のディテールが特徴です。
モデル「スペイ」は元々フライフィシング用として開発されたモデルのアーカイブをベースに作られています。
ダブルジップ、フラップポケット、右胸部、左側腹部にDリングなど独特ディテールを備え、ラグランスリーブの作りとなっています。
ビテイルSL、ビューフォートSLよりも短い着丈になっているので、ショート丈がお好みの人には向いている逸品です。
※フライフィッシングとは西洋式毛バリ釣り。
起源はイギリスの貴族。
欧米式の毛針であるフライを使う釣りのことで、現在でも格調の高い紳士のスポーツとして親しまれています。
ワックスドジャケットの取扱い注意点
高い機能性、おしゃれな雰囲気、人気の<バブアー/Barbour>のワックスドジャケット。
ぜひとも一着愛用したいところですが、着用や保管の際に注意点があります。
注意ポイント
ワックス加工には特有のニオイと他の衣類へのワックスの付着といった注意点があります。
新品時は特にワックスが移りやすいため、人混み、電車、自動車での着用やバックの持ち方などの配慮が必要です。
また長時間着用しているとパンツにも移染する可能性があります。
保管には他の衣類へのワックスの付着を避けるため、ガーメントケースなどに入れる、ラックに掛ける際は間隔を空けるなどの配慮も必要です。
◇ <バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは洗濯はできるのか?
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは洗濯できません。
洗ったり、ドライクリーニングをおこなうと防水オイルが抜けてしまいます。
汚れたら温水や洗剤、溶剤、石鹸などは使用できないため、ブラッシング、水を含ませたスポンジで軽く表面を拭き取るようにしなければなりません。
◇ <バブアー/Barbour>のワックスドジャケットが濡れてしまったら?
暖かく風通しの良い場所にかけて、自然乾燥させるようにしなければなりません。
無理に乾かしたり、火に当てることはしないようにしてください。
◇防水オイルが抜けてしまったら?
ワックスドジャケットは高い防水性を備えていますが、長年の着用や外部からの摩擦などによってオイルが抜けていきます。
防水オイルが抜けてしまうと防水性、耐久性が低下します。
特に肘や裾などの擦り切れやすい部分は防水オイルが抜けやすいです。
防水オイルが抜けてしまったら、再び防水オイルを塗り入れるリワックスをおこなうと防水性や耐久性がよみがえります。
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットはこんな人におすすめ
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットはさまざまな着こなしが可能とご紹介しました。
ポイント
ビジネススタイル、カジュアルスタイル、アウトドアスタイルとオンオフ兼用で使えるジャケットが欲しい人におすすめです。
また耐久性、防水性といった機能性が高いジャケット、長く愛用できるジャケット、ダウンなどの着膨れ感が好きでない人、カジュアルスタイルでも幅広い着こなしができるジャケットを求める人にも<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットは向いています。
収納できるポケットも多いのでバッグを持ちたくない人にもおすすめです。
【ラルディーニ】はどんなブランド?スーツ・ジャケットの人気・価格・着心地・魅力とは?
【タリアトーレ】ってどんなブランド?スーツ・ジャケットの人気・着心地・魅力・価格をご紹介。
<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットの値段
□ビテイルSL/Bedale SLの値段
おおよそ税込53,900円ほど
価格:53,900円 |
□ ビューフォートSL/Beaufort SL
おおよそ税込60,500円ほど
価格:60,500円 |
□ スペイ/SPEY
おおよそ税込57,200円ほど
【予約商品】 Barbour バブアー SPEY スペイ オイルドジャケット MWX1212 防水 フィッシングジャケット メンズ 価格:57,200円 |
購入に役立つ<バブアー/Barbour>のブランドの特徴、ビテイルSL・ビューフォートSL・スペイなどのモデルの違い、取扱いの注意点についてご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様の<バブアー/Barbour>のワックスドジャケットの購入のお役に立てば幸いです。